胃腸内科

胃腸内科のよくある症状

胃腸の病気

胃や大腸などのポリープやがん

胃がんや食道がん、大腸がんを完全に防ぐことはできませんが、進行度(ステージ)が早いほど、治る可能性が高まる疾患です。がん疾患のほとんどは発症しても自覚症状に乏しいので、がん検診などで定期的にチェックしましょう。
ぜひ、下記のシートも自己判断として活用してください。

下記の症状に心当たりはありませんか?

がん検診の目安

  胃がん 大腸がん
対象となる方 40歳以上の方 40歳以上の方
検査を受ける回数 2年に1度 1年に1度
検査内容 問診+胃カメラ検査 問診+便潜血検査

肝臓・胆のう・すい臓の病気

臓器当院では、採血や腹部超音波(エコー)検査などを行うことで、疾患の早期発見・経過観察に尽力しています。

肝臓の疾患

肝臓疾患の3大要因は、ウイルスと肥満、お酒です。慢性肝炎を発症してから数十年経過すると肝硬変を引き起こすようになります。肝硬変になると、がんや出血のリスクが高くなります。当院では、肝臓の異常を血液検査(γ-GTP、AST、ALT、肝炎ウイルス)や腹部エコー検査で見つけ出します。

胆のうの疾患

胆のう結石症

胆のうや胆管(たんかん)に結石ができてしまう疾患です。胆石症を患っている方の3割は無症状ですが、半数以上の方が食後、みぞおちあたりの痛み・違和感などの症状を認め、胆のうに炎症を起こすと右季肋部(みぎきろく、肋骨辺りのこと)の激しい痛みや発熱、黄疸(おうだん:皮膚などが黄色くなる状態)なども現れます。超音波検査で見つけ出した後は、薬の服用が必要になる場合もあります。

胆のうポリープ

胆のうの内側の壁に発生した、小さな膨らみのことです。基本的には良性のものがほとんどで長期間に渡っておとなしい病気です。しかし徐々に大きくなってくると、悪性の可能性が高くなっていきます。そのため半年~1年に1度は、超音波検査で様子を伺うようにしましょう。

すい臓の疾患

すい臓とは、腹部の中でも一番深い所に位置する臓器です。消化酵素や血糖をコントロールする、インスリンなどを生み出す働きを担っています。お酒などによって、急性すい炎または慢性すい炎から糖尿病を引き起こすケースもあります。また、特に膵(すい)がんは、自覚症状に乏しいため要注意です。

超音波検査

腹部エコー超音波検査は、みぞおちから脇腹にかけての皮膚に超音波をあて、体内の病変を調べるための検査方法です。皮膚にあてた超音波を内臓が反射させ、その反射波を受け取った検査機が、画像へと変換させます。その際、皮膚にはゼリーを塗りますが、そのゼリーは超音波の伝わり方をよくさせる効果があり、鮮明な画像に変換させるためでもあります。
この超音波検査では肝臓や胆のう、膵臓、脾臓、腎臓などを中心とした臓器に異常がないかを調べていきます。さらに、ポリープや胆石、のう胞、腫瘍などのような狭い範囲にできる病変(限局性病変)をはじめ、脂肪肝や慢性肝炎などのような肝臓全体に変化が生じる疾患(びまん性肝疾患)の有無や、他臓器の形態などについてチェックします。

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